コロナ重症化のメカニズム

ウイルスが肺胞に入ると血栓増加Blood clot

コロナウイルスのように飛沫で感染するウイルスは鼻腔や喉に感染を広げ、やがて気管や気管支に侵入。免疫が強ければ、ウイルスは免疫(貪食)細胞の餌食となって症状は収まるが、免疫が弱ければウイルスは肺胞に到達して血管に侵入。血小板や血栓が増加して重大な局面を迎えることになる。

肺胞血管は免疫細胞より小さい

外の酸素と体内から排出するガスとを交換する肺胞は直径約300ミクロンで約3億個ほどが集まっており、これを広げた総面積は約70平方メートルに達する。肺胞を取り巻く血管の径は5ミクロン程度で、赤血球より小さく血小板よりやや大きい
免疫細胞のサイズ

肺胞では機能できない免疫系

肺胞に侵入して増殖を始めたウイルスは、やがて肺胞を取り巻く微細な血管細胞にも侵入を開始する。肺胞血管が傷つくことにより次々と血小板が集まってくるのだが、これにはウイルスを殺傷する効果も貪食作用もない。
血小板の増加は、逆に、血栓を増やすことで血液の流動性はさらに悪化。頼みのガス交換ができず酸欠となって、急速に重症化するのである。免疫細胞は、血管が細すぎるのと血栓の増加によってますます動きが取れなくなり、やがて肺胞は機能しなくなる

コロナワクチンは細胞受容体に作用

ワクチンは、コロナウイルスの外殻にあるスパイク(タンパク質)を感染前に多く作っておき、これと宿主の細胞側にある受容体とが予め連結するように受け入れ準備をしておく。感染して侵入してきたウイルスは、細胞側の受容体がすでに塞がっているので細胞に到達できない
ワクチン接種
鼻腔や喉、気管や気管支に侵入したコロナウイルスは、宿主細胞と連結できず、やがて「免疫」と呼ばれるマクロファージなど貪食細胞の餌食となる。問題なのは肺胞に到達したウイルスである。肺胞細胞も肺胞血管も受容体が塞がれているので感染には至らないが、その場で休眠してしまう可能性が残るワクチン効果がなくなる数ヶ月後に、目覚めて活発に活動を開始するのではなかろうか。その場合、1億を超える人々が一気に重症化する

受容体が塞がると重態化する糖尿病

細胞膜にある受容体は制御タンパク質である。ホルモン、神経伝達物質の接触によって細胞を制御する。一例としてインスリンである。これが受容体に接触するとシグナルが送られて細胞が開き、血液中のブドウ糖を細胞に取り込む。この仕組みと働きが生体を健全に維持している。
ワクチン接種
受容体にはもう一つ、生命に係る大切な役目がある。病気の患者に医薬を提供すると、多くの医薬は受容体の働きによって臓器細胞内に取り込まれるが、その受容体にコロナ感染させないようにスパイクタンパク質の被覆をするというのである。臓器細胞に疾患を持つ患者にとっては、感染したくないか臓器細胞を見捨てるのかという選択を迫られることになる
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コロナに負けない体内酵素